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GIANT Hardline

1980年代から始まったマウンテンバイクブームですが、その黎明期から販売に携わっていた者の感覚で言うと、エポックメイキングなパーツの登場毎に時代代区分が有ると思うのです。
即ちシフトレバーがサムシフターだった時代。これが第一期
その後ラピッドファイヤーと呼ばれるシフターがシマノからリリースされだしたのが第二期。
フロントサスペンション&Vブレーキ&アヘッド登場が第三期。
リアサス&DISCブレーキ登場が第四期。
ココで一段落して、その後ダウンヒルバイクブームにつづく。そんな感じだったかと思うのです。

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本日整備したのは、この区分で言うと第二期の1990年頃でしょうかね。
GIANTに限らず輸入ブランドのバイクは、この第二期位に参入してきたメーカーがほとんどでしたね。
この頃のマウンテンは、今でもお散歩等日常使いに使っている方も多く、第三期、第四期のモデルより生存率は高いような。
そんな印象です。
今回シフター関係の交換となった現在で約30年選手。
まだまだ現役で働けそうな感じですね。

Old-timer 久しぶりの更新

倉庫で箱入り修理用のパーツを物色中に見つけてしまった懐かしいパーツ。
古い箱を開けてみると久しぶりのご対面。
それはコレであります。

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ブリヂストンのキーレスキー。
勿論自転車用の馬蹄錠(婦人車用)です。新品ですよ。しっかりリモコンもありました。
コレって確か20年位昔に発売したパーツですねえ。
ブリヂストンは業界の牽引役でしたのでね。
当時はベルト駆動やハブダイナモと、ブリヂストンが火付け役となってヒットした商品も多かったのです。このキーレスキーも数社から同型式の模倣パーツが出ていましたっけ。
しかし鳴かず飛ばず。本家である車で普及したキーレスのようにはなりませんでした。
市場からはアッと言う間に駆逐されたのであります。
ブリヂストンの黒歴史パーツと言えるのかもですねえ。
という事で処分しましたよ。

Di2登場して10年以上経ってたよ

Di2の登場から10年以上経過して、多くのメリットを享受しているなあと思うものの、未だにDi2に接する場合は身構えてしまいます。
それというのもDi2の最大の弱点=高コストですのでね。スポーツバイクにおける占有率は低く庶民への浸透はまだまだなのです。
つまり庶民派の当店では、Di2装備車年間の販売台数は数台ですのでね。メンテナンスの頻度も自ずと少ないからなんですね。

登場時には、クロモリフレームに外付け配線&外付けバッテリーという事もありましたので、操作以外ではスマートに収まるイメージは少なかったですね。無骨な印象が強かったです。
それが数年後には、対応するデザインのフレームが普通になって、バッテリーも内蔵式が普通となりましたのでね。
完成車を組む場合でもスマートに収まるようになりました。バッテリーも直接コードを差し込む方法でない充電が出来たりして、感激したものです。
当初、両面テープで処理したケーブルやジャンクションもフレームに放り込んで、メンテナンスアクセスホールを兼ねるBBのカバー(本来はベアリングハウジング)で蓋をすれば出来上がり。
数台こなせば要領も分かってきて、見た目も作業もスマートになった事を実感する最近です。

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しかしですねえ、最初の話題に戻りますが、Di2には毎日触るような事がありませんのでね。
たまのメンテナンスには身構えてしまうのですよ。なにせ高額商品ですし。
それはそうと、Di2ネタで昔話が出来るような時代となった事に複雑な感じですよ。(苦笑

夢のパーツ

2021年。全てのマウンテンバイクはDISCブレーキ仕様ですし、ロードモデルでもDISCブレーキ仕様が主流になりつつある。
いつの間にやらそんな現実が違和感のない時代となってしまいました。スポーツバイクの大半にDISCブレーキが採用されているという、今は正にDISCブレーキ大衆化の時代に突入しているのですね。
マウンテンバイクにDISCブレーキが採用されだしたのは、確か2000年頃でしたっけ。
20年経ってそんな時代になったと思えば、それなりの時間が必要だったと思うものの、感覚的にはいつの間にやらな感じなんですよね。正直アッと!いう間でしたねえ。
60年以上生きている人の感覚では、これが普通ですよ。(苦笑

本日は、なんでこんな話題かというと懐かしいバイクの整備依頼があったからなんですねえ。

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これはDISCブレーキ黎明期を代表するようなパーツが装着されたバイクですねえ。
DISCブレーキの装着にはキャリパーをマウントする部分=DISC台座が必要です。この頃のバイクでは、割と上級グレードでもカンチ台座のみで、DISC台座は無いというフレームも多かったのです。
このパーツは今から思うとかなり強引な設計ですが、そんなフレームにもDISCを装着可能としてしまうパーツなのです。
例えば、当時かなりバリバリの下り系マウンテンでもカンチ台座しか無いというフレーム(IntenseとかSAN ANDREASとかね)にDISCが移植出来るという夢のパーツだったのです。(夢の様なパーツと思った割にはあまり売れませんでしたがね。(笑)

今回はDISC以外の整備依頼でしたが、まだ現役で稼働中です。
懐かしかったであります。

バテッドスポークでホイールを

強度と耐久性を極めて生まれた極限のレーシングパーツ。
このスポークもそう言える素性のパーツなんですが、一見通常のスポークと見分けがつきませんので、そんな大げさな事いわれても困りますよ。的なパーツでもあるのです。
このバテッドスポークって奴は。

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今では完組ホイールが幅を利かす時代ですので、すっかり出番が減ってきましたが当店でも時々登板機会があるのです。(本日のホイールで何気に今年3回目だったかと。)
但し、昔と違って今では使う銘柄もDTとかの2.0/1.8バテッドスポークが主になりますか。
これはテーパー仕上げで、「バテッド=段付き」が見ても良く分かりませんのでね。余計に有難味がわきません。
昔よく使ったアサヒの#15/#16 バテッドは明確な段付きで、見るからに極細軽量。
有難味があったんだけどねえ。
ロードホイール(勿論チューブラー)組みの大半は、この仕様という時代もあったんだよねえ。

日本にはアラヤがある

2015年モデルとして登場したアラヤのMUDDYFOX650Bは、懐かしくも最新のスペックでオジサンには最高なバイクであるという記事を昔エントリーした記憶があるのですが、本日はそのMUDDYFOX2019年版のご紹介です。

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それというのも本日久しぶりに組んでみたMUDDYFOXは、2015年版と同じように見えて実は大きく進化した、アラヤの良心が溢れるバイクであると思ったからであります。
今時、全く眼中に入らない様な地味な代わり映えしない存在ながら、無言でコツコツ努力する奴。
こんな愛すべきキャラクターのバイクには、もう少し日が当たっても良いんじゃないのかね。
そう強く思ったからであります。
詳しいスペックは、私がグダグダ述べるよりコチラをご参照くしたほうが分かりやすいかと。

増車や買い替えを考えているオジサンに強くオススメしたいバイクです。
マウンテンバイクの完成車としては、ほぼ絶滅状態の日本メーカーですが、皆さん安心してください。
日本にはアラヤがある!
そう叫びたくなったのであります。

ミノウラ タイヤケージ TC-94

タイヤケージと記入すれば、そういった商品は普通ありませんのでタイヤゲージが候補として羅列されます。
普通そうだわね。
本日ご紹介の商品は、正にゲージならぬケージ、タイヤケージなる商品であります。

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これはボトルケージをそのままチューブラータイヤのホルダーとして流用しようとのアイデアから生まれた商品です。
流通していたのは80年代後半だったかと思いますよ。
当時のロード乗りは、チューブラータイヤを1本持ってツーリングなりトレーニングに出かけるというスタイルが普通でしたので、チューブラータイヤを携帯する為のアイデアツールが各種流通していたんですね。多くはトゥストラップでサドルレールにチューブラータイヤを縛り付けるというスタイルでしたけどね。
今でも残っているのは、オーストリッチのチューブラーサドルバッグ位ですかねえ。

当時、他社からも同様なモノは発売されなかったと思うので、当時もそれ程売れなかったって事ですよねえ。
倉庫の奥に転がっていたのを先日偶然サルベージした訳ですが、発見後これは何物かピーンと来なかった位ですから、確かに売れなかった証左なんだろうね。(苦笑