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tradizioneクラッシクハブ

完組ホイールが普通な昨今ですので、ハブ単体での需要は確かに減っています。
特にカンパ用のホイールを組みたい時には、カンパのハブが無くて往生する最近でありますが、そんな時にはコレですよ、コレ。
tradizioneのハブです。

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特にクラシックハブと呼ばれるシリーズは、昔のCレコードハブを彷彿させるデザインでプチ萌えますよ。(うっとりするような仕上げではありませんが、確かにそこを狙ったデザインなんでしょうね。)
シマノ用ボスもありますので、クラシック路線のホイールが欲しい場合には何かと重宝するハブですよ。

シマノ 6穴DISCハブ

昔ながらのクイックレリーズ式ハブでDISC用。
そしてローターの固定方法は、汎用性の高い6穴式のセンターロックでないもの。
この条件を満たすハブは今となっては多くは補修用での需要が大半ですので、外せない条件に廉価なもの。という条件も加わりますかね。
以上の条件を満たすハブが、シマノから末永く細々と生産され続けているM475であります。
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写真はリアのフリーハブですが、例えばコレでお値段は税込み当店価格が¥2950なり。
32H&36Hがあって色もシルバーとブラックが選べます。
ね、バッチリでしょ。
補修用には素晴らしいハブなのです。

TNI Heliumステム

軽いパーツはお値段が高い。
これは間違いのない真理。
軽く作る為には手間暇がかかっていますのでね。仕方ない事なのかもです。
しかしどんな世界にも価格破壊的な商品が存在するのも事実なのであります。
本日は、そんな価格破壊的ステムのご紹介です。
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TNI のヘリウムステム。
空気より軽い気体の代名詞的なヘリウムがその語源らしいですが、3D鋳造によって各所を非常に薄く成形することで軽さを獲得したステムとなります。代表的な90mmサイズでも実測90gでありました。
そしてお値段は税込み当店価格で¥4160なり。
カーボンステム等より軽量、しかも安い。これは正に価格破壊です。(確かに見た目の高級感は有りませんがね。)

キャリパーブレーキ用オフセットシュー

本日はキャリパーブレーキのブレーキシューの上下調整範囲を10mm程延長可能にして、あたかもロングアーチ版の様な使い方を可能にする商品のご紹介です。
昔々に一度ご紹介したような気もするのですが、最近この商品を使う機会がありましたのでね。
改めてこのパーツの便利さを確認いたしましたので、本日のエントリーとなった次第です。
今回の使用条件は、カンチ台座の付いた406の20インチフレームに451ホイールを導入して、使用が難しくなったカンチブレーキをロード用のキャリパーブレーキに置き換えようとしたところ、シューの調整位置が微妙に届かなかった。
そこでこの商品が登場となった訳なんですが、こんな感じで付きましたよ。

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この商品、多少強引な発想の商品で生産数も少ない為、ペアで¥3200もします。ロングアーチのキャリパーに変えてやれば安く済むとの意見もありますが、前後で同一銘柄のキャリパーを使いたい等、採用に納得できる理由もありますのでね。
少ないながらも需要はあるのです。効きも悪くないですよ。
そんな滅多に売れない、雰囲気的には家具屋さんの仏壇のような商品ですが、ひっそりと在庫してますよ。(苦笑

ペダルスペーサー

クランクとペダルの接合部分は、 軸と軸受けのによる絵に描いたような嵌合部分であります。
ここは大きなトルクが絶えず掛かる場所ですので、重要な嵌合部分という事です。
そんな訳で最近のクランクは、この嵌合部分に凹加工をして確実な面接触を図る設計の物が増えましたね。
そこで最近需要が増えてきたパーツに、このペダルスペーサーが挙げられるのであります。

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このスペーサーが無いと、ペダルの種類によってはアルミ製のクランク座面をえぐってしまう事になるモノもありますしね。

しかしですね。
お客様から時々欲しいというお申し出がある時の用途は、ペダル位置の微調整用。いわゆるQファクターの微調整用での需要の方が多いような。
そんな気がしてますけどね。

GIANT CONDUCT BRAKE SET

2年程前よりデリバリーされているGIANTの油圧ブレーキシステムですが、ワイヤー引きの通常STIレバーを油圧システムに変身出来るというスグレモノです。かなりのアイデア商品であると思うのです。
これはGIANTの完成車にも多く採用されていますので十分な実績のあるシステムで、お使いの方の評判も良いです。

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そうなると、このパーツをマイバイクにインストールして、簡易油圧化するというのも魅力ある選択ですよねえ。
勿論、STIレバーからの完全油圧システムが良いのは分かっていますが、初期投資を考えるとねえ・・・・。
そんな訳で、このシステム登場となるのですよ。
最近増殖中のDISCロードですが、ワイヤー引きDISCブレーキをお使いの方なら、このキットを導入する事で、ドロップハンドル用の油圧システム構築が可能となるのです。(ポストマウント、フラットマウント、140-160mmローターに対応したキットが販売されています)
下り坂でのコントロール性は、この簡易型油圧システムでも格段にアップしますのでね。十分魅力的です。
専用デザインのCONTACTシリーズデザインのステム+このブレーキセットで、パーツ代が合計約¥25,000なり。それと工賃。
8Sや9S採用のSTIレバーをそのまま流用しつつ、このお値段での油圧化は十分価値ある投資かと思うのですがね。
オススメです。

ミノウラはエライ

スポーツバイクを買ったら欲しくなるアクセサリーにバイクスタンドが挙げられます。
こんな感じの後輪保持タイプが主流ですよね。
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このデザインですと保管以外にもメンテナンススタンドとしての機能も期待できます。シンプルなデザインですので使わない時にも邪魔になりませんし、お値段もリーズナブルです。
そんなところが人気の理由かと。

従来ミノウラ製が一般的でしたが、外国メーカーの主に価格面で有利な設定の同じような商品が増えている最近です。これはどの分野の製品でもご同様かと。
そんな流れに押されっぱなしの日本メーカーが多い中、ミノウラから最近リリースされた改良型スタンドは、良く練られた素晴らしい製品であると思うのです。
例えば
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DS-40CS=クイックレリーズの頭クランプを止めてチェーンステー保持にデザインされたスタンド。
スタンドを腕力で広げる作業レス&スルーアクスル対策の製品。
税込当店価格 ¥2900なり

そして真打ちとも言える
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DS-30MP=どのメーカーのクイックレリーズ形状にも対応&スルーアクスル対策の製品。
税込当店価格 ¥2500 なり

きめ細やかな対応が素晴らしいと思うのです。