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惜しい

工具のメガネやアーレンキーは、同じサイズ用なら工具メーカーが違っても、ほぼ決まった大きさに収まっております。
これは締め付けトルクが、ネジサイズによって決まっており、その必要トルクは工具の柄の部分の長さで稼ぐからなんですね。
じゃ、特殊工具で使いやすい工具って言うと、日頃使っているメガネやコンビネーションレンチと、ほぼ同じ感覚でトルク管理が出来る工具って事になりますな。

自転車用工具で、とりわけ大きな力が必要な特殊工具を使う部分って言うと、BB周りやカセットスプロケのロックリング等になりますね。
この部分に使いやすい工具のツボは、カムアウトし難い構造と、40Nm前後のトルクをかけやすい適切な柄の長さと剛性になるかと・・・・。
bbbtool.jpg

前置きが長くなりましたが、チミはいったい何が言いたいんじゃね?
と申しますと、BBBの工具は惜しいと言う話なんですな。
工夫されたカムアウトし難い構造とお値段は◎。
コストダウンの為のプレス打ち抜きの柄が×。
短すぎる長さの柄の剛性感のなさがダメなんですわ~。

大きなトルクを必要とする部分だけに、コストダウンの柄の部分が惜しくてなりませぬ。
ウ~ん、惜しい。