ahead of its time

ヘッドパーツの種類を2種類に大別するなら、ノーマル(ねじ切り)とアヘッド(スレッドレス、何故かネジ無しとは呼ばないね)とに分かれます。
昔は全部ねじ切りデザインだった訳ですが、約25年前に登場のアヘッドタイプがスポーツバイクのヘッドパーツデザインを革新したのは皆さん御存知の通りです。
そんなアヘッドデザインの出生の裏話を本日メール配信された、ダイアテックさんのメールニュースで興味深く知ることが出来ましたよ。
アヘッドは、USダイアコンペのパテントである。
今まで私はその事実しか知りませんでしたが、こうして紹介してもらうととても分かりやすいです。&面白かったです。
メーカーのメールニュースってのは、新製品情報&お買得情報だけの中、読み捨てる物が多いのですが、この内容はナイス。イイねボタン押したいくらいですよ。
そんな事で、以下その転載。

ahead of its time

史上初めてのマウンテン・バイク世界選手権は1990年コロラド州デュランゴで開催された。
しかしこの週末、マウンテンバイク界にとってより重要なことがレースコースの外で起こっていた。
ジョン・レィダーという名の20代の若者が発明した、
全く新しく設計されたヘッドセットがピットで検証されていた。のちに誰もが目にすることができるようになる。

そのころマウンテンバイクのレースに本格的に参戦しはじめたレィダーは
信頼性が低く、重いネジ切り(Threaded)ヘッドセットやクイルステムのセットアップに満足できなかった。
彼はより軽く、より信頼性の高い解決策を得るために試行錯誤をはじめる。
レースカーを設計し、寝室の隣がファクトリーという父親のもとで育った
彼は生まれながらにしてエンジニアだった。

もし、あなたがあの日Threaded(ネジ切り) Headsetを分解していたなら
西海岸にあるDia-Compe U.S.Aの担当ピーター・ギルバートに吹き飛ばされていただろう。
初めて行われた世界選手権のピットでピーター・ギルバートの直ぐ近くにいた
レィダーは新しいThreadless Headsetを素早く分解していた。

そののち直ぐに、レィダーとDia-Compe U.S.A(現CANE CREEK)は契約を交わすことになる。
ヘッドセットにプリロードを与えるためのシンプル且つエレガントな解決策を見つけるために
アイデアを交わしていたとき
Dia-Compe の従業員である Doug Beelerは、最近直した事務所の椅子の車輪の部品を考えていた。
「それはスターファングルナットの事では」とレィダーは尋ねた。
アイデアはスタックしていたが、その名前で事が進んだ。
そして最終段階を経て、Aheadsetシステムが誕生した。

伝統が染み込んたロードバイクの世界とは異なり、若く、成長著しかったマウンテンバイク界に
その新しいスタンダードは驚きと喜びを持って受け入れられた。
フォークメーカーは複数の長さのネジ切りコラムを在庫する必要がなくなったことに加え、
アルミニウムやカーボンといった素材の量産化を進めることが出来るようになった。
Norco、Rocky Mountain、Raleigh は新しい規格をいち早くマウンテンバイクに採用
他の多くのメーカーも次々に先例に従っていった。保守的なロードバイクでさえも。

2010年9月に特許が失効するまで、Threadless Headsetを製作するのに
ほとんどのメーカーがCane Creekから技術のライセンスを供与されていた。
Chris King、RitcheyやFSAなどのブランドもそう。
Headset はそれ以来少しづつ進化してきた。しかし、今日までに作られてきたほぼ全てのThreadless Headsetにおいて忘れてならないのは、
それらが未だ 25年前に開発され特許を取得したCompression-Ring systemに基づいて造られていること。

真の才能を持った20代の男はまんざら悪くない。
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Ahead headset が産まれていなかったら
全てのバイクが緩むネジに悩み、クイルステムを現在も使っていたかもしれません。
様々なヘッドの規格が乱立する現在、上下別々でFitしあなたの悩みを解決する
リーディングカンパニー CANE CREEKのAhead headsetは
世界中のライダーに支持されています。

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