逆転現象

バイク用の部品に限った事ではないのですが、通常サードパーティー製品というと本家版に比べて安さを売りにする事が普通です。
バイク用のパーツで例を挙げるなら、主に消耗品ともいえるブレーキ用パッドだったりワイヤー関係が分かりやすいです。
シマノ製キャリパーのブレーキパッドを交換する場合や、シマノ製シフトレバーのワイヤーを交換する場合には、汎用品的レギュラー製品なら同等品のサードパーティー製品の方が安く入手出来るのです。
純正品に近い性能で、このお値段ならコチラの方を選ぶよ!という方も多いです。(プリンターの交換インクを思い浮かべてもらうと分かりやすいですよね。)
しかしそれは昨年までの話で、最近ではシマノ製純正パーツの方が安いという逆転現象が複数起きています。
要因は円安もありますが、総じてサードパーティー製品のクオリティが向上して純正品同等か、場合によっては上回るという事実もあるのかと思うのです。
シマノ製品も値上げしていますが、サードパーティー製品はそれを上回る値上げ幅で、輸入元も自信を持って値上げ案内を送って来やがる(苦笑)昨今なのであります。
バイク用パーツに限った事ではないですが、日本製品の地盤沈下を身近に感じる最近でありますねえ。
コメント