1989年頃

外見から受ける堅物な印象とは裏腹に、マウンテンバイク黎明期よりずっと親しんで来た輸入バイクブランド。
導入時にも私等販売店にとって敷居の低かった親しみやすいアメリカブランドです。
と言えば皆さんお分かりですよね。

そう、GTですよGT。
当時、絶対的な存在であったARAYAのバイクの次に思い浮かべるブランドは、スペシャやトレックではなくGT!って時代があったくらいの存在でした。
しかし大手ブランドながら、どこか無骨でバタ臭いデザインは一般受けしないという、今から思うと変なデザインの個性的ブランドでしたよね。(でしたよねってもちろん今でも健在なブランドです。蛇足ながら。)
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本日の整備バイクは、そんな当時のGTバイクです。
お引き渡し後、約20年の月日が経つ訳ですが、う~んやっぱバタ臭い。
塗装店にしばらく放置され垂れたペンキが重なったような微妙なカラーリングは、皮膜が厚いのか20年の時を感じさせないコンディションを維持しておりました。
フレームはキャンバスか?とも思える前衛的デザインは、そのシルエットとも相まって抜群の存在感を放っております。

伝統のトリプルトライアングルデザインの為、シルエット的には現在のGTのハードテールと驚く程変わったものは無いのですが、今のモデルとは存在感がまるで違いますねえ。
そのブランドの隆盛の時代って、懐かしさだけではなくて独特のオーラを発しているのかも?
等と考えながらの整備となったのであります。

今流行のカスタム街乗りバイクに改造する土台としては、最高の素材かもですね。
ピストバイクだけがカッコ良く乗れる街乗りバイクではないのです。

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