2007.05.18

山王スポーツ

山王 エミネンザ。
私と昔関係があったハーフの女の子で・・・。
な事ないわなー。
これって、長い歴史を持つ日本のロードフレームの名前なんですね。
しかし、この名を聞くと非常に懐かしい人に再会できた気分になってきますな。

この名前の自転車に出会ったのは私が高校生の頃で、SANNOWとロゴが入ったフレームは、どこか日本製とは異質の雰囲気がぷんぷんしておりました。
これって量産前の、いすゞ117クーペがイタリア製と思っていたら、実は日本製と分かった事に近いイメージであると思うのであります。
それと言うのも社長の高橋さんは、戦時中陸軍の銀輪部隊に従軍していたとの事で、こりゃ筋金入りの自転車人。
日本におけるサイクルスポーツの伝道師的な大先輩なんですね。
著書である「ロードレースの走法」はバイブル的な本でした。

私が現在の職業に就いて発売元の山王スポーツを訪ねるようになったのは、フレームに出会って約10年後の私も二十代後半の頃でありました。
東京の三田にあった問屋のような小売のような非常にレトロな空間には、おじいさんとおばあさんとおばさんのお三方が居られまして、そのおじいさんが高橋さんでありました。笑顔でハグして迎えてくれたもんです。
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現在の山王エミネンザはカーボン製で、欧州の香りはしませんが内容的には悪くないと思います。
しかし昔の名前を名乗るなら、せめてもう少しロゴデザインに気を使って欲しかったと思うのであります。
日産ティーダじゃないですが、もっと艶やかなフレームであって欲しいと思うのであります。
Posted at 22:20 | Old-timer | COM(2) | TB(1) |
2007.04.09

お久しぶりね

80年代に起こったマウンテンバイクブーム。
社会的にはアウトドアブームの一アイテムとしてMTBが広く受け入れられたという状況なんでしょうな。
雑誌ビーパルが売れて、アウトドアグッズが売れて、という時代に自転車界ではMTBが産声を上げてたって事にうまくシンクロした訳なんでしょうね。
mf260406.jpg


その絶頂期に君臨していたバイクはアラヤのMuddy Foxであるのは、異論を挟む余地が無いところであります。
あれだけ売れたバイクですが、20年程の時間の経過には逆らえないようで、最近は見かける機会もめっきり減ってしまいましたが、昨日久しぶりに整備するチャンスにめぐり合えました。
当時はあまりにもポピュラーすぎて、気になるバイクって事も無かった訳ですが、オリヂナルコンディションを良く保った現物を前にすると懐かしくなるもんですね。
ココを見ると懐かしさも極まりますな。

これで調べると、この個体は1990年モデルって事になります。
サンツアーも健在なら、フレームもこの径で極太スーパーアルミと紹介されているのには、時代を感じさせますね。
当時家族で来店されて、お父さん、お母さん、そして子供用に人数分MTB3台一緒にお買い上げって事が珍しくない時代でありました。
なんてエエ時代だったんざましょ!

話は変わって、昔はバーベキューする時は石を積んで鉄板をのせるってのがポピュラースタイルで、それに代わって、いわゆるバーベキューコンロが普及しだしたのもこの頃、80年代のアウトドアブームからですよね。
家族でキャンプしたりMTBに乗る方は当時より減った訳ですが、このバーベキューコンロだけは今でも大活躍しているようで・・・。
結局、アウトドアブームで一番市民権を得たのはバーベキューコンロなんだよねと思う最近であります。




Posted at 22:18 | Old-timer | COM(0) | TB(0) |
2007.02.27

San Andreas

今年の2月は前半遊びすぎて、挙句インフルエンザにかかったり、そして最後は決算書類の作成でバタバタだったりと、想像以上にまったり出来ない月でございました。
2月はもう少しのほほんといきたいもんですな。

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マウンテンサイクル社のサンアンドレアスは、Wサスバイク黎明期の90年代前半からつい先日まで同一デザインで生産された、普遍的なデザインが特徴のマウンテンバイク界のシーラカンスとも言える存在であります。
登場した頃はモーターサイクルの匂いを色濃く残したデザインにシビレたもんです。
アルミの地肌処理がこれ程似合うバイクはございませんでした。
メカニカルな仕上がりは男心を虜にしたもんです。
製作者の、なんちゃらライジンガー(名前からしてメカニカルですな!)はカワサキのテストライダーだったとか。
道理でモーターサイクル的な訳ですな。

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異常に高いBB位置から蹴り出すような特徴的なペダリングと共に、印象深い乗り味でしたが、これ以後急速に増えた、従来からは考えられない様な高いBB位置のバイクにも驚かなくなった事を考えると、この意味でもパイオニアであります。
今回整備したモデルはDISC台座も完備した4年程前の生産モデルですが、前述のシーラカンス云々のとおり、当時の面影をそのまま残すデザインは懐かしかったであります。
競技性を考えなければ、現役バイクとしても充分魅力的でありました。

そう言えば90年代前半のOXIAカップには、DHと2時間耐久の2種目に、このサンアンドレアスで走っていた方もいましたっけ。
1台で何でもこなすのは当たり前。
そういう時代でもありましたね。
Posted at 23:53 | Old-timer | COM(0) | TB(0) |
2007.01.23

DURA-ACE

シマノのロード用フラッグシップモデル、デュラエース。
今じゃデュラエースって言いますけど、むかーし、昔はジュラエースってみんな言ってたんですよ。
サイスポなんかにも当時はジュラ、ジュラって書いてましたし。
ジュラって言うネーミングの所以はと言いますと、太古の恐竜がいたジュラ紀から・・・・

いくら古くても、てな訳ないわな〜。
ジュラルミンのエースって事でのネーミングだったと思うんですが、なんとも昭和チックなネーミングでありますね。
じゃ、何時から誰がジュラじゃなくデュラって呼べって言ったのかが疑問なんですよ。
ジュラルミンは、決してデュラルミンとは言わないのにね。
この事実は以前から気にはなって、気になって・・・。
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今日はなんでこんな話なの?って言われますとジュラって言われていた時代のオールジュラロードの整備という、最近では激稀な作業をお受けしたからであります。
パーツにDURA-ACEと刻印があっても自然とジュラエースと呼んでしまう自分を発見したりで真に懐かしかったのであります。
このクランクは私も高校時代、愛車に豪華一点主義で悩みに悩んで、うーん、うーんと買ってしまった思い出があります。
もちろん他のパーツはサンツアーやダイヤコンペの廉価版でしたが、一番デカくて目立つパーツ=クランクという選択でありました。

おかげで修学旅行には行けませんでした。(説明すると長くなるのでご想像におまかせします。あしからず。)
と言うオチは今だから話せる懐かしい思い出ですな。

Posted at 21:54 | Old-timer | COM(0) | TB(1) |
2006.12.27

HALSONフォーク

本日は師走とは思えない暖かい日中でございました。
ここ静岡ではお店での作業中ならTシャツで丁度良いくらいで、なんとも妙な年末ですね。
これも温暖化なのかなと考えつつ、お預かりしていた懐かしいフォークのオーバーホールを。
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フォルソンインバーテッドって呼んでいたこのフォーク、日本では95年頃に販売されていたと記憶しています。
この頃のバイクやパーツって当ブログでも再三登場いたしますが、自分の体力、気力、そして精力が絶頂を迎えていた頃のせいか、ホント懐かしいんですわ。
(調子に乗って、ブログのカテゴリーにOld-timerってコーナーを増やしてみました。)

このフォークの最大の特徴はインバーテッド、つまり倒立デザインって事。
人間だって倒立出来る人は羨望の眼差しで見られるくらいで、ましてフォークが倒立していれば自慢の一品。
そして外見だけじゃ無く中身も伴っておりまして、エラストマー採用とは思えないスムーズなロングストローク&倒立デザインの恩恵である高剛性を備えた価格からは望外の高性能でありました。
そんな理由からか、無名ながらそこそこ人気商品となった訳であります。

そして十数年、エラストマーフォークの宿命には逆らえず、天然ローダウンのガチガチフォークに変身していましたが、本日なんとか再生出来ました。
勿論、純正パーツは揃いませんので、流用&斬った張ったの厚化粧でなんとか使えるレベルにまで持ってくるわけです。
17、8歳のそこそこ美人は化粧無しでもエエもんですが、メンテナンス無しで30歳過ぎまで放置すれば不味いのと同じですな。
こりゃ違うかな。
Posted at 18:51 | Old-timer | COM(0) | TB(0) |
2006.10.24

SUNTOURのハブ

チョッと前まで暑い、暑いと騒いでいたのですが、ここ数日の雨模様と相まって肌寒いですね。
晩秋の趣であります。
月日の経つのは早いモンですね。

明日はOXIAのコース整備で朝霧に行く予定。
秋の、この時期の朝霧は道中のドライブも楽しければ、現地も紅葉が始まりかけで寒くもなく、暑くもなく、日本の山風景らしくない光景が広がる最も好きな場所の一つであります。
レース会場設営の辛い作業も、楽しくさえ感じる密かに好きなお仕事なんですな。
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ところで、サンツアーのハブ交換のご依頼を頂きました。
えへへへへ、まだ持ってるんですよね、これが。
ここ最近は2年に一個位のペースに落ちましたが少しずつ減って、やっと残りあと3個になりました。
めでたし、めでたし。

が、しかーし!
残り3個は、マイクロドライブ用XC PRO 32Hのみとなりまして、サンツアー最後数年のみ流通していた商品。
組合す事が可能なフリーも特殊なものとなります。
今更交換を望む方が日本全国に的を広げても、果たして何人居るやら・・・。
と言った按配になっておりまして、ハブから根が生えそうな気配がただよっております。
強烈にね。
トホホホッ。



Posted at 18:39 | Old-timer | COM(0) | TB(1) |
2006.10.19

CENTURION その2

つい先日MTBセンチュリオンの事を書いたのですが、懐かしいバイクは続くものでロード版センチュリオンの整備を依頼されました。
日本製スポーツバイクが欧米に輸出されていた頃のセンチュリオンって、少しは名の知れたバイクでしたもんね。
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いやーっ、こりゃ懐かしい!!
バイクは勿論ですが、20年程前の自分の仕事っぷりとか、当時のトレンドとかが思い出されますなー。

フォークはアルミやカーボンのレロレロ感を嫌ってクロモリをインストール。
ハンドル&ステムはお約束のチネリで。
サドルはコンコール、ロールス、ターボ、そしてリーガルを持っていれば事は足りる。
そんな時代でありました。
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変速はデュアルコントロールレバーの登場前で、つまりWレバー仕様。
さすがにインデックス機能は付いてますが、私的にはインデックス付きの変速なら、Wレバーでもまだまだ最近のメカ。
そのデジタル的な動き方が、オールドタイマーとは呼べない所以であります。
とか思っているんですが、これって自分自身がオールドタイマーな証拠なのかもしれませんな。
くーっ。
Posted at 21:25 | Old-timer | COM(0) | TB(0) |